まだまだ現役、段ボール箱の仕上げに便利なワイヤ止の機械
簡易C式や簡易B式はワイヤ止めの機械で仕上げます。
角がホッチキスのようなもので留まっているのを見ることがあると思いますが、最近では減ってきました。
創業当時はボール函を主にしていましたので、ワイヤ止めが主流でした。
今でも、身フタ式のC式では、額の箱、カレンダーの箱、屏風や、飾り台など薄い物を入れる箱に使われています。
簡易B式では瓶の箱などに使われています。
簡易B式は、とてもシンプル、四角く切って折れ線(罫線)をいれた2枚のパーツを繋ぎ合わせるだけ
その繋ぎ合わせをワイヤで止めます。
このワイヤ止めは見ていると簡単そうですが、上手く合わせるのは難しい。
このベテラン女性はとてもきれいに仕上げてくれます。職人技です!
ワイヤ止めの機械が動かなくなりました。
機械屋さんに電話したらすぐに来ていただき、モーターとベルトを交換していただきました。
銘板をみると1971年!
そんなに古い機械が故障してもすぐに替わりのモーターを持ってきてくれて、取り換えてくれる機械屋さんは凄いな!、と思いました。
感謝!!
この機械は1971年生まれですが、隣にある同じ機械を見ると1963年となっていました。(ちょっと見にくいですが^^;)
55歳の機械です。
まだまだ現役です。