段ボール箱のサイズの出し方について
段ボール箱の寸法には、 内寸(内のり寸法)・外寸(設計寸法)・外形寸法(外のり寸法)があります。
品物の寸法を測り、ゆとりを持たせた寸法で、箱の内側の寸法です。
内径寸法とも言います。
内寸から段ボールの厚みを加算した寸法で、製作時の罫線寸法です。
設計寸法とも言います。
外形寸法(外のり寸法)とは 箱を組み立てて、中身も入れて封をした状態の箱の外側の寸法(外のり寸法)です。段ボールの厚みや膨らみにより、外寸より3~20mm程度大きくなります。
箱を置くとき、外形寸法のスペースが必要になります。
また、運送便で送るときのサイズになります。
60サイズの場合は、縦・横・高さの合計が60cm以内になるよう、膨らみも考慮して余裕を持って設計します。
*寸法の単位はmmを使います
長さ・巾は平面の縦横で、長いほうが長さで、短いほうが巾です。 中に入れる物の方向がどちらでもよい場合、どれを高さにもってくるかお悩みだと思います。一番長い面を高さにすると使う紙の面積が小さくなり、値段が安いです。但し、高さが低いほうが安定性があり、出し入れもしやすく、強度もあります。複数並べて入れる場合、1個を測って個数分掛けて寸法を出すより、出来るだけ全部並べて測ってください。
2mmから10mm位余裕を見てください。中身の膨れるものや複数個並べて入れる場合は、充分ゆとりを取ってください。
段ボールの厚みによって寸法が変わってきます。
参考:A式段ボール箱の場合の内寸から外寸への加算(mm)
罫線(折れ線)から罫線を90度折り曲げて測ってください。
この寸法はダンボール箱の外寸になります。
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